スキルアップ
兵庫県歯科衛生士会では、次のような「基礎研修」「専門研修」「特定研修」の研修会を通じて、ステップアップにつながる機会を設けています。

基本を見直して「スキルアップ」
歯科衛生士となって働き始めてからの学びを深めていけるよう、歯科衛生士の経験年数に応じその時期の課題に合わせた基礎を学ぶ場として、卒後研修必修プログラム (ベーシック・アドバンス・スペシャリストコース)を開催しています。ブランクのある方にはとっては、一からの学び直しの場として活用できます。
アドバンスコース 7月5日・7月12日
2日間受講終了者 12名 歯科衛生士会会員 7名
演題 0からはじめる!小児の口腔機能管理
講師 徳永有一郎 氏(歯科医師)


演題 歯科臨床での一歩進んだ障害者対応
講師 村上旬平 氏(歯科医師)

演題 周術期の口腔機能管理
講師 生田芙美 氏(歯科衛生士)

演題 兵庫県の歯科保健の現状
講師 古森紗知子氏(歯科医師)


演題 災害支援歯科
講師 高橋千鶴 氏(歯科衛生士)

演題 要介護高齢者に寄り添う口腔健康管理
講師 栗原知子 氏(歯科衛生士)

ベーシックコース 5月17日(日)・5月24日(日)
2日間受講修了者 19名 歯科衛生士会会員 7名
演題 医療人としてのコミュニケーション
講師 岩﨑 小百合氏



演題 う蝕予防管理 ~明日からできるカリエスマネジメント~
講師 中本 知之氏

演題 歯周治療 〜正しく行うための基礎知識〜
講師 林 由加里氏


演題 歯科における基本的な感染対策と実際~歯科衛生士の立場から~
講師 西井 美佳氏
演題 薬の基本と基礎疾患
講師 橋谷 進氏
演題 日常診療で役に立つ検査結果の見方
講師 本吉 裕美子氏

歯科衛生士のための復職支援
歯科衛生士という仕事の魅力や歯科専門職としてのやりがいを改めて実感できる講習会
第2回復職支援講習会
会場開催:令和8年10月11日(日)本会会議室・四宮神社会館会議室
講義:「超音波の基礎知識」
実習: 超音波スケーラー「P-MAX2」の操作
講師: 白水貿易株式会社 中村 萌恵氏(歯科衛生士)
参加者: 8名(会員2名・会員外6名)
講義では「超音波の基礎知識」をテーマに、基本の4ステップやチップの操作部位など、臨床に役立つ知識と技術について学びました。
実習では、超音波スケーラー「P-MAX2」を使用し、金属棒やうずら卵、人工歯牙模型を用いて、基本的な操作方法を基礎から丁寧に学びました。
【受講者の感想】
・実際に体験できたことが今後の理解につながると思うので、参加してよかったです。
・緊張していましたが、実際に機器に触れ、手を動かして体験できてよかったです。
・20年ぶりにスケーラーを握り、緊張しましたが、何となく感覚を思い出せた気がします。優しく教えていただき、ありがとうございました。
・基本を再確認でき、実りのある研修でした。
・久しぶりの超音波スケーリングでしたが、いろいろと新しくなっていて、とても勉強になりました。楽しく実技研修ができました。ありがとうございました。




第1回復職支援講習会 7月26日(日) 受講者5名
演題 「オーラルケアの重要性」について 講師 甲斐親 氏(サンスター株式会社)

演題 「医療ホワイトニング」について 講師 西なつき 氏(株式会社ジーシー・歯科衛生士)

令和8年度 訪問歯科衛生士人材育成事業 訪問歯科衛生士基礎研修会
開催日:令和8年9月13日(日)
本会会議室より配信
参加者: 32名(会員17名・会員外15名)
訪問未経験歯科衛生士にとって、在宅歯科訪問に必要な基礎知識の不足は、不安につながる要因の一つです。そこで、在宅歯科訪問に関心のある歯科衛生士を対象に、訪問歯科に必要な基礎知識を学ぶ「訪問歯科衛生士基礎研修会」を開催しました。研修会では、訪問歯科診療や在宅療養に関する基礎知識から、実際に訪問する際の心得、在宅療養者の口腔健康管理まで、幅広く学びました。
講演内容
講演1「介護保険の基礎のキソ」
講師:山内 知樹 氏

講演2「訪問歯科診療のABC」
講師:砂治 国隆 氏

講演3「はじめての在宅訪問の心得」
講師:岩﨑 小百合 氏

講演4「在宅療養者の口腔健康管理」
講師:栗原 知子 氏

訪問歯科衛生士として活動するために必要な知識を基礎から学ぶとともに、
在宅療養者への口腔健康管理について理解を深める機会となりました。
生涯歯科保健研修会 (生涯歯科保健委員会)
開催日:令和8年10月4日 オンライン開催
演題:「歯科衛生士が知っておきたい薬剤の基礎知識と高齢者の服薬支援」
講師:中川 卓也 氏 一般社団法人 兵庫県薬剤師会 常務理事
参加者: 105名(会員104名・会員外 1名)
今年度の生涯歯科保健研修会では、歯科治療や口腔衛生管理に影響する代表的な薬剤、摂食・嚥下機能に影響を及ぼす薬剤、高齢者の服薬支援の工夫などについて、薬剤師の立場からご講演いただきました。
薬剤に関する知識を深め、日常の歯科衛生士業務に活かすための貴重な学びの機会となりました。



歯科衛生士スキルアップセミナー
開催日: 8月30日(日)
演題:「発達障害者・児の対応」
講師: あかしユニバーサル歯科診療所 副所長 山根尚弥 氏(歯科医師)
参加者: 63名(会員61名・会員外2名)
研修会では、発達障がい(ASD、ADHD、ID、SLD)の特性と、歯科診療で生じやすい問題点についてご講演いただき、それぞれの特性に応じた対応方法を学びました。まず患者さんの生活背景を把握することが重要であり、実際に「あかしユニバーサル歯科診療所」で活用されている問診票をもとに、問診のポイントについて理解を深めました。また、待合室での行動観察や視覚支援、個室対応、TSD法やカウント法など、一人ひとりの特性に合わせて対応することの大切さを学びました。発達年齢と生活年齢は必ずしも一致しないため、「何ができるのか」を確認し、焦らずスモールステップで経験を積み重ねることも重要です。グループディスカッションでは、参加者同士で悩みや課題を共有し、意見交換を行いました。実践につながる多くの学びを得た、充実した研修会となりました。

令和8年度定時総会後研修会(専門研修委員会)
【日 時】令和8年6月21日(日)
【会 場】兵庫県立のじぎく会館 大ホール
【参加人数】87名(会員84名、会員外3名)
【講 師】尚仁会平島病院 内科・脳神経内科医師 舟川 格氏
【演 題】「パーキンソン病の病態と、歯科衛生士の関わり」
令和8年度定時総会後研修会(集合型)では、尚仁会平島病院 内科・脳神経内科の舟川格先生を講師にお迎えし、「パーキンソン病の病態と、歯科衛生士の関わり」についてご講演いただきました。会員84名、会員外3名の計87名が参加し、パーキンソン病に対する関心の高さがうかがえました。
講演では、四大徴候である振戦、筋強剛、無動・寡動、姿勢反射障害をはじめ、すくみ足による転倒リスクや構音障害、不顕性誤嚥など、日常生活や口腔機能に影響する症状について学びました。また、大きくはっきりとした寝言を伴うレム睡眠行動障害、鮮明な幻視、便秘や起立性低血圧などの非運動症候、さらにレビー小体型認知症との関連についても理解を深めることができました。
パーキンソン病は全身に影響を及ぼす疾患であり、歯科衛生士には患者さんやご家族への支援が求められます。誤嚥や転倒のリスクに配慮しながら、歩行状態や表情の変化を注意深く観察し、患者さんを焦らせることなく、その人のペースに合わせて対応することの重要性を学びました。
今回の研修を通じて得た知識や学びを今後の臨床現場に活かし、患者さん一人ひとりが安心して歯科を受診できる環境づくりに努めるとともに、より質の高い歯科衛生ケアの提供を目指して、日々研鑽を重ねてまいります。



日本歯科衛生士会が行っている研修制度
生涯研修制度
認定歯科衛生士になるために!
生涯研修制度専門研修を受けましょう。
生涯研修制度専門研修は、
- 基本研修
- eラーニング研修(DH-KEN)
- 特別研修
- 指定研修
くわしく知りたい方⇒日本歯科衛生士会 第5次生涯研修制度
認定歯科衛生士をめざそう!
認定歯科衛生士とは、特定する専門分野において高度な業務実践の知識・技能を有すると認められた歯科衛生士です。
公益社団法人日本歯科衛生士会の認定資格です。歯科衛生士業務の特定分野において、水準の高い業務を実践できる歯科衛生士を育成し、歯科衛生士の資質と業務の質の向上を目的にとして設けられています。
【認定資格の種類】
認定分野A・B・C、大きく分けて3つの分野があります。
① 認定分野A
- 生活習慣病予防(特定保健指導-食生活改善指導担当者研修)
- 摂食嚥下リハビリテーション
- 在宅療養指導・口腔機能管理
- 糖尿病予防指導
- 医科歯科連携・口腔機能管理
- 歯科医療安全管理
② 認定分野B(関連学会連携によって認定)
- 障害者歯科
- 老年歯科
- 地域歯科保健
- 口腔保健管理
- う蝕予防管理(2020年度より新設)
【認定分野C】認定分野AまたはBの認定資格を取得し、一定の条件を満たした場合
- 研修指導者・臨床実地指導者

