概要
兵庫県歯科衛生士会について
ご挨拶
大きな環境の変化に対応する歯科衛生士により新年度がスタート
第13回定時総会は、令和6年6月16日(日)に神戸市教育委員会において開催し、すべての議案が承認されました。
表彰式では、永年精励賞16名、歯科衛生士賞7名に表彰状を授与し、長年の本会への貢献と功績に感謝の意を表しました。
今年度に入り、歯科診療報酬の改定、関係計画の改正、「地方公共団体における歯科保健医療業務指針」が全面改訂されました。また、骨太の改革2024」も閣議決定され、歯科衛生士を取り巻く環境が大きく変化してきています。
令和5年度の研修会の実績は、日本歯科衛生士会の第5次生涯研修制度の結果のうち、開催回数は、令和元年度から令和4年度まで全国一位を記録し、修了者数も一位となっていました。しかし、コロナ禍の令和4年度に研修等の見直しを行った結果、令和5年度のDH-KEN受講の修了者が全国一位となりました。資質向上への研鑽の広がりを実感しています。
今年度の研修会は、議案書の事業計画どおり開催する予定をしています。兵庫県歯科衛生士センターの研修会は、令和6年度歯科診療報酬の改定の背景を含む国の方針や災害支援等に関する研修を予定しています。
本会の今年度事業は、すでに研修会やイベント事業も開始しています。今年の「歯と口の健康週間」は、兵庫県歯科医師会および豊岡市歯科医師会の協力を得て、6月2日(日)に豊岡市アイティにおいて開催しました。本会普及啓発委員会と但馬支部合同で開催しました。今回から、支部が主体となり本会がサポートする事業として展開しました。今後は、全県的な事業展開に向けて計画的に実施し、次年度は淡路支部が主体となって開催する予定をしています。
今年度の委託・補助金事業は、例年どおり継続事業として実施します。新規事業として「在宅歯科訪問の更なる推進に向けた体制整備事業」(仮称)を県下10圏域において、訪問歯科衛生士の人材育成および地域完結に向けた展開を行う予定です。
兵庫県の委託事業である兵庫県歯科衛生士センターへの登録者数は5月に1000名を達成しました。今後は、登録内容別の支援をしていきます。
また、令和7年10月26日(日)には創立60周年記念事業を計画していますので、会員の皆様の更なるご理解とご協力をお願いいたします。
令和6年7月
公益社団法人兵庫県歯科衛生士会
会 長 高 橋 千 鶴
組織の概要
会の設立 | 昭和40年4月 |
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社団法人設立 | 平成11年4月 |
公益社団法人移行 | 平成24年4月 |
会員数 |
1181名(令和6年3月末) |
名称 | 公益社団法人 兵庫県歯科衛生士会 |
所在地 | 〒650-0003 神戸 市中央区山本通5丁目7―18 兵庫県歯科医師会館3F 事務所 詳細MAP(イラスト) / GoogleMap |
TEL | 078-341-6471 |
FAX | 078-945-7871 |
hdha@silver.ocn.ne.jp |
公益社団法人兵庫県歯科衛生士会は、北は日本海から南は瀬戸内海にわたり日本の縮図とも言われるそれぞれの特性のある地域を、兵庫県医療圏域の10支部に分け、それぞれの支部では支部長を中心として、地域に求められる歯科保健活動や普及啓発活動などを行っています。 また、本会は支部活動を支援するとともに、行政や兵庫県歯科医師会をはじめとする他団体との連携を図り、県民に向けて積極的な活動を行っています。さらに、職能団体として、社会に貢献することができる質の高い歯科衛生士の育成を行っています。
設立目的(定款第3条)
この法人は、兵庫県における歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上のため、歯科衛生の普及啓発、歯科保健指導等を行うとともに、歯科衛生士の倫理の高揚及び資質の向上を図り、もって県民の健康の維持向上及び福祉の増進に寄与することを目的とする。
事 業(定款第4条)
この法人は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。
( 1 )歯科衛生の普及啓発に関する事業
( 2 )歯科保健指導に関する事業
( 3 )歯科衛生士の倫理の高揚及び資質の向上に関する事業
( 4 )その他前条の目的を達成するために必要な事業
県民に向けた活動では、1990年から30年以上にわたり、神戸市立王子動物園で毎年開催していた「歯っぴいスマイルフェスティバル」は、2022年度から県下各地で巡回開催し、多くの親子連れで賑わいます。また、健康公開講座は、毎年1回開催し歯や健康のことなど県民にとって身近な話題を取り上げ、毎年定員以上の申し込みがあり好評を得ています。
歯科衛生士の資質向上を目的とした研修会は、平成25年度からは、兵庫県・兵庫県歯科医師会のご協力のもと、全国に先駆け「卒後研修必修プログラム」を開始しました。内容や要網の見直しを重ねながら、継続的に実施しています。内容は卒直後の新人歯科衛生士から経験年数ごとの3段階のコースで実施し、復職を希望する方も増えてきています。また、日頃の活動の成果を歯科衛生学術研究会・兵庫県歯科衛生士会学術フォーラムで報告する機会を設けています。
広報活動では、学術誌や兵衛だよりなどの発行を行っています。また行政や歯科医師会からの受託事業、県内歯科衛生士養成機関との連携など多岐にわたる活動を行っています。
平成7年の阪神・淡路大震災、平成16年の水害、平成21年の佐用町の水害などの支援や県外への支援をいかして災害時行動指針やリーフレットを作成しています。
常に、地域に貢献する専門職団体として活動を行っています。
令和5年度事業報告書 令和5年度決算報告書
令和4年度事業報告書 令和4年度決算報告書
会の構成
役員構成 理事一覧
支部構成 支部長一覧
組織図
会員の構成 (定款第5条)
- 正会員 この法人の目的に賛同して入会した歯科衛生士
- 準会員 この法人の目的及び活動に賛同し、入会した個人及び企業・団体等
- 学生会員 歯科衛生士養成課程 及び大学院等の在籍者
- 賛助会員 学生会員以外の個人及び企業・団体等